ひとまず現代について
現在のひろく普及している車椅子は、手回し→電動に移行している。 そして、大学生の研究結果や車いすメーカーさんの新商品発表やロボット研究者さんの発表など、世界中で新しい車いすが開発されている。端的にいえば、できない範囲が縮小してきている。
車椅子の役割って?
車いすの必要性は、いつもは中で使っている椅子を歩道に持ち出して座ってみたらわかると思います。 ”動けるように” ”小回りできるように” ”階段の昇降できるように” ”床のものを拾えるように”・・・ ”座る”ってリラックスする体勢。外からのアクションに対して、柔軟性がなかったり無防備であること。それをひしひしと感じられるんです。
SEERが人らしいロボットであるように、
健常者が問題なく生活できるのは、そういった柔軟性があるからかもしれませんね。それだったら車いすに乗っていても、問題なく生活できるようにしていくと思います。 加えて、車いす利用者がその新しい商品に乗り換えるには、機能性とは別の問題がある と考えています。 福祉用具は、福祉用具という印象をもっている。福祉用具は障害を補完するものであって、生活するためのものであって、周りから羨ましがられることではない。 だからこそ、SEERが人らしいロボットであるように、人が受ける印象 を操作したものが出てくると考えています。背中からその人の雰囲気が感じられるとか... 一緒に生活したいよね・・・
車椅子利用者に限らず、障害者は障害者の文化圏で、生活してるように感じる。 それは、会社で働くこと、学校で学ぶこと。自分が知らない世界と分け隔てなくなってほしいな。なんてね。 それって一緒に生活することが必要なのか、だけど...親戚が障害者になった時、一緒に生活したいよね… 車椅子に「乗ってる」印象を「おしゃれしてる」印象に変えたいですね、 そのために、とにかく車椅子らしさを取っ払らう必要がありそう!! 例えば...
(健常者と同じ程度) ・広いスペースを必要とする→小回りを ・タイヤが危なっかしい→コンパクトに or タイヤ以外?ボール?キャタピラ? ・床に落ちてるものを拾えない→高さ調整を可能に。。 ・壊れるまでの期間が短い→より頑丈なつくりを ・スティックで動かす→手首にとって無理のない動きを タッチパネル?トラックボール? ・電動化→バッテリー等の軽量化を。。
(健常者より価値のあるもの)(主に無機質である強み) ・自動化→疲れない、荒野や山登り、秘境への探索 ・スピード→追いかけっこ、100メートル走世界記録タイム ・力を使わないで済む→買い物かご、リュックなど。 いずれは、車いす利用者も電車を使い身近な学校に通い就活をする。 そんな現実が楽しみですね!!